お気に入りの庄内のスポット

皆さん、こんにちは! 今回は、営業企画室の秋田憲一が担当致します。
定年退職後9年半経ちました。今回は、私がプライベートで行くお気に入りの庄内のスポットを紹介致します。

少し古い話になりますが、私が東京の現役時代の前職で山形県の支店で、3年半勤務をしていた1999年3月には、山形県の市町村数は、44市町村あった時代でした。当時、どこの44市町村にも温泉施設が完備されていて、確か県の観光協会が主催したものだったと思うが、その44市町村温泉施設のスタンプラリーに全てに参加して、県内を回って地域の魅力に親しんだものです。

その後、2000年から総務省主導で、今後の行政サービスの多様化・高度化や少子高齢化に伴う逼迫する地方財政に備えるためなどを目的に、「平成の大合併」と呼ばれる全国規模での市町村合併が行なわれました。山形県では、2005年に庄内地区だけが流れに乗り、新酒田市(八幡町、松山町、平田町が加入)、新鶴岡市(藤島町、羽黒町、櫛引町、温海町、朝日村が加入)に歴史のある隣接の町村が合併、庄内町(余目町と立川町が統合)は新町名に新設したが、三川町と遊佐町は加わらず、結局、内陸の村山地区、置賜地区、最上地区の3地域は、合併新市名が決定していたにも拘らず直前で決裂したり、様々な地域特有の理由で、合併が大きく進展しないまま、現在の35市町村(13市19町3村)に至っているのは、皆さんも良くご存じの事かと思います。

同じ内陸でも、夫々の歴史や文化も異なり、ましてや庄内は、内陸の山形市から向かうと、県内においても100キロを悠に越える距離感(東京から宇都宮までの距離と同等)だけでなく、あの月山越えの峠道は、全国各地を転勤してきた私にとっては、普通の他県なら県境を跨ぐ道のりと言える夫々の異なる文化圏の違いを感じたものでした。

さて本日ご紹介するのは、内陸の地区とは、又、一味違う、歴史や文化等の興味深い庄内の鶴岡市(旧羽黒町)、酒田市(旧平田町)の良く知られている町の中心街ではなく、大合併前の旧町の「たまに行くならこんな店」という私のお気に入りの食のスポットを紹介致します。

先ず、ひとつ目は、旧羽黒町の鶴岡市羽黒町松が岡の『PINO COLLINA(ピノ・コッリーナ)松が岡』です。松が岡開墾場のそばにある1万本を越えるブドウ畑や自社のワイナリーを併設したおしゃれなレストランです。わずかですが、応援で「ぶどうの苗木誰でもオーナー制度」の会員にもなりました。運営会社は、鶴岡市の老舗の冠婚葬祭・飲食業の「グランドエル・サン」さんです。

 

 ふたつ目は、旧平田町の酒田市生石(おいし)の『大松家』(だいまつや)です。酒田市の中心街から20分ぐらいの山の中で、趣(おもむき)のある立派な茅葺の門構えの古民家で、美味しいお蕎麦や炉端焼きを頂けるお店です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たまには、ご家族と一緒に、歴史・文化・温泉・食の宝庫と、見どころ満載の庄内をプチ旅行してはいかがでしょうか?