朝ごはん

今回のブログはイノベーション事業本部の袁森が担当しております。

今年のお盆休みには、三年ぶりに帰国し、家族との時間を過ごすだけでなく、さまざまな故郷のグルメも楽しみました。

今回は、中国東北地方の定番朝ごはんについていくつかご紹介したいと思います。朝ごはんに絞って紹介しますので、涎が出てくる心配はありません。                                                 中国には56の民族があり、それぞれの民族の食事習慣によって食べ物の種類も多様です。その中でも、小麦粉で作られる伝統的な麩料理「油条」(ゆじょう)は非常に人気があります。

揚げたての油条は金色で、熱いうちに豆乳などに浸して食べることが多いです。老人でも子供でも食べやすい朝ごはんです。

朝ごはんなので、購入場所は朝市や朝食を提供する食堂などに限られ、他の時間帯にはあまり売られていません。私自身、よく家族のために早起きして、朝市で買いに行きます。

  

 

 

 

 

 

 

次にご紹介するのは「豆腐脳」(ドウフナオ)です。

日本語では「豆花」(とうか)とも呼ばれています。豆腐脳は絹豆腐よりもさらに柔らかい食感のゼリー状の食品です。大きな容器からお茶碗に豆腐脳を盛り、キクラゲ、金針菜、干しエビなどを入れた水溶き片栗粉を加えたスープに入れます。ラー油や他の調味料はお好みに応じて加えることができます。豆腐脳だけではお腹が満たされないかもしれませんので、よく「焼餅」(シャオビン)などの主食と一緒に食べます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、日本でもよく知られている朝ごはんをいくつかご紹介します。

肉まん:作りたての肉まんは、翌日の朝食としてもよく食べます。肉まんだけだと喉が詰まりやすいので、よくお粥や漬物と一緒に食べます。

水餃子:同様に、作りたての水餃子も翌日に食べることが多いですが、ただし、肉まんとは異なり、水餃子は一晩経つと水分が乾いてしまいます。

そのため、翌日はフライパンで油を使って揚げるのがおすすめです。揚げたての水餃子は香ばしくなり、当日作ったものよりも美味しく感じられることもあります。

 

 

 

 

 

 

 

また、チャーハン、ワンタン、茹でるそうめん、茹で卵、茶碗蒸しなど、さまざまな種類の朝ごはんを楽しむことができます。

多くの朝ごはんを紹介しましたので、これを読んでお腹が空いた方には申し訳ありません。もし機会があれば、中国に行って、毎日違う朝ごはんを楽しんでみてはいかがでしょうか?それでは、以上です。