トラブルは、足元から。

こんにちは、システム本部の月田です。
今日はちょっと恥ずかしい話をお届けします。
テーマは **「足元の油断」**です。


■ ロッカー?使いませんけど、何か。

私は長年、ある施設に通っています。
入り口にはちゃんとした下足ロッカーがあります。
…あるんです。ええ、立派なやつが。

でも当時の私は、ロッカーを使わない派でした。

理由はただ一つ。

「めんどくさい」

ロッカーを開けて、靴を入れて、鍵をかける――
このわずか数秒が、なぜかものすごく面倒に感じたんです。

そこで私はある革命的アイデアを思いつきました。

「ロッカーの上に置けばよくない?」

――完全に自己流。完全にアウト。

それでも数年間、何事もなくやり過ごしてきました。
そう、あの日が来るまでは。


■ 第1章:サンダル消失事件

いつものように、サンダルをロッカーの“屋根”にポンと置いて、施設を満喫。
そして帰ろうとした、その時――

「……ない。」

ないんです、サンダルが。
いくら探しても見当たりません。

わかっています。悪いのは私です。
使うべきロッカーを、ナメてました。

でもそのときの私は、動揺と恥ずかしさで冷静さを失い…
施設の人に声もかけず、はだしで帰宅

案の定、家族からはフルボッコ。

「サンダルくらいちゃんとロッカーに入れなさい!」

はい、その通りでございます。


■ 第2章:スニーカー消失事件

それから私は反省し、ロッカーの“屋根”ではなく、
その隣にある「棚」へ靴を置くようにしました。

……ええ、まだロッカーは使ってませんでした。

数か月前、いつものサンダルではなく、たまたまスニーカーで施設へ。

棚にスニーカーを置いて、いつも通り施設を満喫――
そして帰ろうとしたそのとき、

「……また、ない。」

デジャブ。
スニーカーも消えました。

今度は冷静に、施設の方に事情を説明し、
施設のサンダルをお借りして、トボトボと帰宅しました。

翌日までに見つかったら連絡をもらうことにしましたが――
やはり、帰ってきませんでした。


■ 結論:ロッカーは使おう

こうして私はようやく学びました。

「世の中には、他人の靴を“持って帰っちゃう人”が一定数いる。」

そしてもうひとつ。

「ロッカーって、偉大。」

それ以来、私はちゃんとロッカーを使っています。
鍵もかけます。靴も無事です。心も穏やかです。


■ 教訓:めんどくさがるなかれ

トラブルって、たいてい**「まあいっか」**という油断から始まるんですね。

何事も、基本に忠実に。
そして、面倒くさがらないこと。

私のように “はだしで帰る羽目” にならないためにも、
みなさんも日々の基本動作をおろそかにせず、安全第一で!