こんにちは、あるいはこんばんは、システム本部の渡辺です、今回は楽天モバイル最強プランについて、名前に見合ったものなのか考察してみました。
楽天モバイルが6月1日より開始したプランが「Rakuten 最強プラン」です。
ちなみに、以前の名前は「Rakuten UN LIMIT VII」で、元の利用者も自動的に新プランに移行になりました。
楽天モバイルはワンプランを売りにしているので、今後も新しいプランに自動移行するのかもしれません。
サービス名が最強プランと大げさなので、疑いの目を向けつつ考察してみます。
今回のプランの目玉は、なんといってもauローミング使用量無制限!という所です。楽天モバイルのエリア外をカバーするのがauのローミングですが、今までのプランは月5GBを超えると速度制限がかかっていました、それが撤廃されます、ローミングだろうが容量無制限で使えますとのこと、すばらしい!(あやしい)
まずは料金について(通信量に対する料金)ですが、これは最強クラスと言っていいと思います。以前あった、最初の1回線1GBまでなら0円、だった時のインパクトは越えられませんが、月額3,278円で無制限というのは最強クラスといえるでしょう。
次に通信エリアですが、山形という土地のせいなのか、実感としては最弱です、山形駅付近でも場所によってはつながりにくい、困ったものです。今回の改定で人口カバー率99.9%になるらしいですが、はっきりいって信じられません。え?5Gエリア?私の行動エリアには存在しません。また、auローミングが使えるといってもauの電波すべて利用できるわけではありません、800Mhz帯の一部が貸し出されているだけです。
そして通信速度ですが、場所や時間によって変動が多いので参考になるかわかりませんが、4k動画がなんとか見れる程度の速度は出ています(15Mbps程度)、フルHD動画なら全く問題ありません。それからauローミングエリアの速度ですが、そもそも速度制限がかかっていなくても速度が出ないことが推測されます。キャリアアグリゲーションという複数のバンドを束ねて高速通信することもしません、auも自社関連サービス(povo)やMVNO各社(UQ mobile等)を差し置いて楽天だけ優遇するはずもなく、お察しください。
ということで、自分の場合は、月額3,278円なら自宅に光回線引く代わりに楽天モバイルでいいかな(モバイルでは使えないな)と思って利用中でしたので、他の人に積極的には勧めしにくいところもあります。
条件が合う人や、とりあえずお試して加入してみよう、というのならいいと思います、Rakuten Handというスマホか、wi-fiルータが1円で手に入ります。期待外れなら解約すればOK、解約が無料な点もいいところです。