今回はMSIクライミング部、部長の今野が担当いたします。
先日、とある保育施設にできたクライミングウォールを登らせてもらえるイベントがあり
6歳になる娘を参加させてきました。
低いボルダリングの壁は何度も登ったことがありますが、
この壁は6メールほどの高さがあり
命綱を付けて登るのは初めての体験です。
6メールともなると大人でも足がすくむ高さなのでさすがに緊張の面持ちがあったものの
いざ登り始めると全く怖がらずダイナミックな動きで天井付近のゴールまであっと言う間に登っていました。
大人になると知識や経験は増えますが、その代わりに必要以上に「怖がる」ようになってしまっているのではないかと思いました。
「失敗したら恥ずかしい」とか「いろんな意味でケガしそう」とかせっかくのチャンスが来ても一歩がでないことが
年齢を重ねるにつれに多くなってきたような気がします。
慎重なのは悪いことではないですが、時には不安や恐れを振り払って一歩を踏み出し、そして突き進むことの大切さを
満面の笑みで「達成感」を表現しながら降りてきた娘に教えてもらった気がしました。