10月より監査役に就任しました佐藤です。
コロナ禍の中いろいろと制限のある日々が続いています。
山形は全国の中でも感染者数か少ない県ですが、治療薬もなく、ワクチンもいつになるか分からない状況の中、
先ずは感染しないように注意して行動することが一番ですね。
ただ、感染しないとは言い切れない状況ですので最悪感染したときの対策も必要かと思います。
感染者が増えて来ると症状があっても自宅待機を要請され医療機関で診察をたらいまわしにされたり、というケースが増えているようです。
(実際、私も昨年発熱したときかかりつけ医院から発熱者は診療できませんといわれてしまいました。)
全国では、無症状や軽症だったのに、急に容体が急変して亡くなるケースが相次いで報告されています。
自分の状況を的確に伝えることができればこういうことが回避できるかと思い、こんなものを購入しました。
パルスオキシメーターというものです。
よく、病院の入院患者が指先に付けているものですね。
以前は高額で一般家庭ではちょっと手が出ないものでしたが医療機器指定のものでも低価格のものが出回っています。
パルスオキシメーターは、指先を挟んで血中の血中の酸素濃度である酸素飽和度(SpO2)を測定する簡便な機器で血液中の酸素の割合(赤血球のヘモグロビンに酸素がどれくらいくっついているか)を測るものです。
赤血球のヘモグロビン100個に全て酸素がくっついていれば割合は100%で、健康な人は97%から99%くらいの値ですが、90%以下では呼吸不全で酸素吸入などの治療が必要な状態になるということです。
新型コロナの症状では、少しずつ呼吸器の機能不全が起き、血液中の酸素濃度がじわじわと低くなっていくことがあり、患者はその変化に気づきにくいということです。そのため「サイレントな」とか「幸福な」低酸素血症というような状態になり、病状が急変して救急治療が間に合わないという事態になりかねないということが増えてきているようです。
この機器を使って酸素濃度の低下を知ることができれば、その数値の変化によって症状の急変や重症化の予兆を察知でき、救急車を呼んだり保健所に連絡して、適切な措置を受けられる可能性が出てくるのではないかと思っているところです。
大変な中ですが気持ちを前向きに乗り切っていきましょう。