今回のブログ担当はイノベーション事業本部 小野が担当します。
東日本大震災の発災から3月11日で11年を迎えます。
2021年(令和3年)3月10日時点で、死者は1万5899人、重軽傷者は6157人、行方不明者は2526人。
また数多くの皆さんが故郷に帰りたくても帰れないまま時だけが過ぎていってしまっている状況が続いていることを
忘れてはいけません。
発災時、岩手にいた私はカーラジオから流れてくる情報が現実の話としては受け止められず、10数時間かけて山形に
たどり着くまでの道のりが時間以上に長く感じられるものでした。
東日本大震災は「津波」「原発」というものを改めて考える(正確には初めて知ることが多い)大きなインパクトを与えた出来事でもありました。
「津波」はあの震災までは内陸に住む私には恐怖を実感できる環境にありませんでした。東日本大震災で津波は
非常に恐ろしいものということを知りました。
「原発」はチェルノブイリ原発事故が発生した年に生まれた私にとっては、どんなに恐ろしいものなのかそれまで
知識が全くありませんでした。
廃炉作業もあと何年かかるのか不透明であり、課題も山積み。例えば原子力人材の減少、クリアランス対象物の増加 などが挙げられます。
私たちが生きている間はずっと直面していく課題であることは確かです。
そのような中で友人が執筆に携わった記事を先日WEBで拝読しました。知らないことばかりでした。皆様も是非ご一読ください。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a43bf99a82e0fab0acdf0f9f21bb39f07e73cd17?page=1
また今年もyahooとLINEで「3.11」と検索すると支援金として寄付される取り組みも行われます。
あれから11年、それぞれの立場で考えること、想うことは様々だと思いますので纏めることは難しいです。
ただ自分なりに思いを寄せることは風化させないために誰にでも出来ることだと思います。